段階的に進行する標的型サイバー攻撃

「標的型サイバー攻撃」は、5つのステップで段階的に実行されます。
特に注意が必要なのは、③以降のステップで、その異常をいかに早く検知・対処できるかが重要になります。

  1. 1 情報収集

    情報収集

    標的となる組織や個人を調査し、攻撃環境を準備する。

  2. 2 初期侵入

    初期侵入

    カスタマイズした不正メールを送信し、受信者による添付ファイルの開封を狙う。

  3. 3 C&Cサーバー

    C&Cサーバー
    ※通信(端末制御)

    侵入した端末で不正プログラムを利用することにより、外部サーバーからその端末を制御する。

  4. 4 内部活動

    内部活動

    ネットワーク内の重要な情報を探索し、収集を行う。

  5. 5 情報送出

    情報送出

    収集した重要情報を外部送出する。

※ C&Cサーバー:悪意ある第三者が操作する、ボットネット(マルウェアに感染したコンピュータ)への指示・制御を担うサーバーのこと。
Command & Controlサーバーの略。

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