産業用制御システムのセキュリティ対策ICS Defender®
工場へのサイバー攻撃の脅威
設備稼働の異常(停止)は故障や誤設定によるものだけにはとどまらず、近年はサイバー攻撃事例が増加しています。
工場内の設備は「脆弱性を抱えたまま」運用されている場合が多く、脆弱性を悪用したサイバー攻撃や不正プログラムの被害に直面しやすい環境にあります。
また、工場はサプライチェーンネットワークにより、被害も自工場のみならず、取引先工場やサプライチェーン全体に影響するケースが増加しています。
工場が抱える
脆弱性
- 不正な持ち込みPCやUSB機器の使用
- 保守切れOSの使用
- ネットワーク機器のファームウェア未更新
- ウイルス対策ソフトの未導入
- ネットワークの未分離
被害拡大の
要因
- 制御システムの全体構成を把握していない
- サイバー空間の不審な挙動に気づけない
- インシデント発生時の対応フローや体制が定まっていない
生産ライン稼働停止
- 自社工場の停止
- 取引先工場の停止
- サプライチェーン全体の停止
- 機密データや制御情報の窃取/改ざん
- 工場設備の暴走
工場セキュリティの課題
サイバー攻撃の要因はさまざまであり、対策をしないことで工場の稼働停止になりかねません。
しかし、どこから手を付けるべきか、どんな対策をすべきかが定まっていないのが現状ではないでしょうか。
工場をウイルスや外部からのサイバー攻撃から守るには、現状のネットワークを自分たちで把握し、管理することから始めなければなりません。
それだけでなく、すべての機器やシステムにセキュリティ対策を行い継続的に分析、強化していく必要があります。
製品概要
ICS Defenderは、自社のセキュリティシステムの可視化が実現できます。
機器の自動収集や収集したデータから、危険を検知しアラートを出すことが可能です。
IT/OTセキュリティ対策製品(連携製品)から通知されるイベントを統合管理することでさまざまな脅威に対しセキュリティ対策実施します。
- 機器情報の自動収集と収集データの編集
- 収集データのレイアウト配置とアラーム表示
- 連携製品のイベント収集と可視化
- ネットワークスイッチ(CISCOなど)連携による通信の切り離し
- ネットワークセンシング(Trend Micro Deep Discovery Inspector)連携による不正通信検知
- 連携製品(Trend Micro EdgeIPS、Trend Micro EdgeFire)のアラート可視化
システム構成例
全体監視インタフェース
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